現在デモトレードで実施中のFX手法、くるくるワイドの中でも難関の、『固定ポジション』『仮想建値』のあたりでつまづいたので、理解の為に分かったことを書いていきます。
固定ポジションについて考える
固定ポジションとはなんぞや
固定ポジションは、ヘッジトレードで得た利益を元に、本体とは逆に建てる複利になります。
本体ロングのとき、固定ポジションはショート。
本体ショートのときは固定ポジションはロングになります。
本体が7万通貨で、固定ポジションが7万通貨なら順行、逆行どちらに行っても利益が出るようになります。
固定ポジションは大きな抵抗線をストップとし、そこを目安に建てていくことになります。
固定ポジションの計算式
固定ポジションを建てる計算式は本体ロングのとき、
(ストップー値段)×通貨単位
になります。
本体ショートのときは
(値段ーストップ)×通貨単位
です。
本体ロング、7万通貨、建値100円のとき、仮に103.5円を固定ポジションのストップとします。
現在の値段が100円のとき、1000通貨単位の固定ポジションを建てようとしたら、
(103.5ー100)×1000=3500
3500円のヘッジトレード益が必要となります。
値段が102円なら
(103.5ー102)×1000=1500
1500円で固定ポジションが1000通貨単位分建てられます。
つまり、ストップに近ければ近いほど、少ないヘッジトレード益で固定ポジションを建てることができます。
固定ポジションを建てる意味
なぜヘッジトレード益を固定ポジションに変換する必要があるのかというと、逆行したときに、固定ポジションの方が有利になるからです。
本体ロング、7万通貨、建値100円のとき、103.5円を固定ポジションのストップとします。
100円で3500円利益のヘッジトレードが10回成功したとします。
このときヘッジトレード益は35000円です。
100円時、固定ポジションを建てるのに必要な利益は1000通貨単位(1本)につき3500円なので、この利益で固定ポジションを建てると10000万通貨単位(10本)の固定ポジションが建ちます。
この後逆行して99円になったとします。
固定ポジションを建てずにいた場合、ヘッジトレード益は35000円のままですが、固定ポジションを建てた場合、
(103.5-99)×10000=45000
45000円になります。
上のように逆行したとき、ヘッジトレード益よりも大きな利益となります。
これが固定ポジションを建てる意味の一つになります。
そして仮想建値へと繋がっていく
固定ポジションを建てる必要があるもう一つの理由が『仮想建値』ですが、これは固定ポジションよりも理解に苦しんだので、次にまとめます。